視点を変えた出会い
Q1.会社を選ぶ上で何が決め手になりましたか?
そろそろ家を考えたいなと思った時にまず思いついた総合展示場に行ってみたのですが、トキメかなかったんです。それで視点を変えて、地域密着で、想いをカタチにしてくれそうな住宅会社を探すことにしました。そんな中、普通の一軒家サイズで居心地のいい展示場と出会って、方向がはっきり見えましたね。イメージしやすいと安心感がありますよね。

目線が揃うカウンターダイニング
Q2.こだわったポイントはどこですか?
木のふりをしたものが好きではなかったので、新建材ではなく、天然素材にこだわりました。特に手に触れる感触は大切にしたくて、展示場の仕様をそのまま再現してもらいました。あと、掃除を手早く済ませたかったので、小さくつくってのびのび暮らしたいと要望を出しました。家事をしながらもご飯を食べる子どもたちとしっかり向き合えるということもあって、ダイニングテーブルを置かない選択をしたんです。対面に広いキッチンカウンターをつくって、キッチン側の床を2段下げる提案をしてもらったんですね、すると、目線が揃っていい距離感が生まれて、なるほどと思いました。

内と外がつながる暮らし
Q3.実際に住んでみていかがですか?
掃除を楽にしたいというところからきた平屋暮らしだったのですが、どの部屋に居ても庭が近くて気持ちがいいです。もちろん2階や階段が無いのでお掃除はとっても楽ですし、全ての部屋が同じフロアでつながっているので、それぞれのプライバシーを確保しながらいつも気配を感じられるところがお気に入りです。遊びに来た子どもたちも、部屋遊びに飽きたら庭に出たりして、内と外を上手に使って遊んでると感じますね。

「好き」にしたがう
Q4.これから家を建てる方に向けて何かアドバイスはありますか?
無垢床や塗り壁などの天然素材は、こどもたちに汚されることを覚悟した上での決断でしたけど、汚れても意外と許せるものだなって思ってます。迷ったら、好きなものに囲まれて暮らす方がご機嫌でいられるように思います。



2025年3月取材 2014年竣工