Q1.こだわりのポイントはなんですか?
始めは、こだわりなんて何もないと思っていました。
要望を聞かれて、スタッフの方と話しているうちに、室内干しの出来る家事室が欲しい事や
散らかったままになってしまう家族の憩いの場が最大の不満な事で、テレビ前のいいポジションでゆっくり食事したい事など
たくさんの事に気づかされました。
何より、新しい住まいが出来ても椅子に座って食事をするイメージが出来ませんでした。
そんな事を伝えると、1Fの大部分が畳での提案を受けました。
そんなの見た事無いし、普通リビングやダイニングってフローリングのイメージでしたから、
びっくりしましたし、正直言って暮らし始めるまで少し不安でした。
Q2.住んでみての感想を教えて下さい。
引っ越し前に、
低いテーブルを探すのに苦労しました。
こたつで探してみたけどイメージに合うものが無くて・・・しかしテオリ真備町にある工房で
真備の竹を使って作られている家具と出会って、重くて風合いの良いテーブルとキッチン前のカウンターのイスを購入しました。
キッチン前のカウンターは想定道理の使用方法では今のところ無いですが、とても気に入ってます。
子供たちが・・・あそこから料理をするところを覗いたり、味見を手伝ってくれたり。
そのうち学習机に代わっていくのかなって楽しみにしています。
室内物干しの出来る家事室は、毎日フル活躍中ですし、子供の道具がたっぷり入る収納は本当に助かります。
お姉ちゃんは、ママと一緒に仕分けしてお気に入りを手の届くところに自分で片づけてくれるようになりました。
ちらかし専門家もいますけど・・・その内です。
もともと家にいる事が多かった私たちの暮らしが、伸びやかで心地よいと感じさせてくれる畳は、もしかしたら一番のこだわりポイントなんだと暮らしてみてハッキリと気づきました。
畳だから足元も冷たく無いですよ。
友人や親戚始めての来客も違和感なくこのテオリのテーブルの周りに座ります。
大勢座れて便利です。
Q3.これから住まいづくりされる方へ
「やりたいと思ったことはした方がいい。」予算もあるけど、普段の暮らしや家具の配置を考えて
コンセントの位置や収納する物の事など
細かい事も相談して
自分らしい住まいが出来たらいいと思いました。
それが普通で無くても始めに渡されるヒアリングシートで自分の行動を見つめ直して、夫婦で話し合うのもいいと思います。
新型感染症のご時世で住まいや新しい住まい方が見直される中で、家の大切さを実感しています。
いい事もあったんですよ、ご近所の皆さんと親しくなれました。
お家の間の道路や庭で遊んでいます。ここに決める時気になっていた道路の狭さも通り抜けする車も少なく安心して行き来できるのでかえって良かったなって思っています。
マイナスの思考になりすぎ無い事も良い結果になったのかなって思います。
2020年11月取材 2019年施工