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世界から愛される定番品 イッタラ
「時代を超えて美しい暮らしのデザイン」
上記サムネイルの写真のような波紋のグラスを見たことがありますか?
イッタラの中でも代表作である90余年の歴史がある「アイノ・アアルト」。
デザイナーの名前でもあるこのグラスは、水の広がる波紋からインスピレーションを得たリング状のデザインが特徴です。
手に持った時の指先にフィットする安定感もロングセラーの理由です。
同じように、あなたの暮らしの中にある身の回りのものにも、デザインの美しさや機能性があり、その本質を知ることで、愛着が湧き、豊かな暮らしへと変わっていきます。
イッタラとはフィンランドの南部にある村の名前です。
1881年に元ガラス職人のスウェーデン人ピーター・マグナス・アブラハムソンによって創立されました。
20世紀初頭の1930年代から1940年代に、フィンランドデザインの発展をけん引したデザイナー、アルヴァ・アアルト、アイノ・アアルト夫婦やカイ・フランクらと共に、今までの装飾することに価値があるとされていたテーブル食器を、機能的で美しく、誰にでも手に入るようなものへと確立させていったのです。それは生活の中にとけこみ、全ての人の暮らしを豊かにしたいという思想からでした。
イッタラの理念は、革新的・機能的でありながら、美しいデザイン、芸術性を持つこと。そして使いつづけることができるタイムレスなプロダクトを作ることです。
使い捨ての風潮があった以前にくらべ、モノへの価値が深まり、飽きの来ないタイムレスデザインが求められるようになってきました。
イッタラのガラス製品の多くは今でもフィンランド南部のイッタラ村の工場で作られています。タイムレスなデザインを生み出すだけでなく、環境に優しい原材料を使用するなど、地球や未来の世代に対して責任ある取組みを心がけています。
ではここで、ハシモトホームズの展示場にあるイッタラの製品を紹介いたします。
カルティオ:デザイナー/カイ・フランク
2018年に誕生60周年を迎えたロングセラーグラス。
毎日使うのに相応しいシンプルさを追求し、装飾と言えるものは色だけ。余分なものをそぎ落としたフォルムは時代を超えて愛され続けています。
カステヘルミ:デザイナー/オイバ・トイッカ
フィンランド語で「露のしずく」を意味し、朝日を浴びて真珠のようにきらめく朝露からインスピレーションを得たデザインです。
連なるガラスのしずくのようなデコレーションが輝き、ガラスの美しさを際立たせます。
ちなみに、イッタラのロゴになっている「i」は、ガラス職人の最も重要な道具である吹き竿と、その先端にあるガラスの球(パリソン)を表しています。
私たちの暮らしにもタイムレスデザインを取り入れ、いつまでも大切に使う心を養えたらと思っています。
福成展示場にある機能的でありながら美しいデザイン・芸術性を持っているiittalaの仲間たちとの出会いにお越しください。
ぜひ本物を見に来て頂けると嬉しいです。
(参考サイト:イッタラ公式オンラインショップ)
展覧会
東京:Bunkamura ザ・ミュージアム 2022年9月17日(土)~11月10日(木)
Iittala URL:https://www.iittala.jp/ フィスカース ジャパン株式会社
巡回予定:島根県立石見美術館(島根)/長崎県美術館(長崎)
美術館「えき」KYOTO(京都)
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